日々のお問合せの中で
「○〇〇な本があるんですが買い取れますか？」
というお問合せがよくあります。
せっかく持ってきてくれたのに「こんなん買い取れまへんわー、持って帰ってー」なんて言うことは避けたい。
と言うわけで、これはごめんなさい！と言う代表的なものをご紹介します。
もちろんこれはトキシラズの基準ですので他の本屋であれば買取になる可能性もあります。
まず筆頭は『原色日本の美術』です。
大体３０冊セットなんですが、とにかく大きくて重い！
何人の古本屋の腰をデストロイしてきたのか想像すると、震えます。
この本はいい本で、写真もカラーだし、重いことを除けば大きくて見やすい。多少古いですが、見応えのある内容だと思います。
しかし、そんな傑作ゆえ、流通数が異様に多く、当店では買取できません。あと、嵩高いので店での置き場所に困ると言う問題もあります
と言うわけで、家で大事にしていただければと思います。
これは具体的にどの本と言うわけではないのですが「日本文学全集」といったような本も買取ができません。
こういった全集は高度経済成長期に流行ったようで、おそらく当時の古本屋では飛ぶように売れていたようなんですが、今は人気がありません。残念なことです。
これとは別に個人全集というものがあります。こちらは誰の全集かによって買い取れるか買い取れないかが変わってきます。
なんてことをつらつら書きましたが、何に値段がつくかは一概に言えないところがあります。無理っぽいなーと思っても、一度お問合せいただければと思います。